2023.08.20 up

数学者岡潔思想研究会

横山賢二

会の設立はソ連が崩壊し、日本ではバブルが崩壊した１９９２年。

それより２５年程前の１９６８年に、私、横山は、高知で岡潔の講演を聞いたのがきっかけで岡の著書を読みはじめる。１９７４年には、岡潔に奈良の自宅で対面し、生涯の指針となる「実践」という言葉ひとつを岡よりもらう。

その後、だいぶ経って１９８８年、夜眠りから突然醒め『よし、岡家へ行こう！』と思い立ち、直ぐに岡亡きあとの岡家を訪ねる。すると、「岡潔は今では全く忘れ去られた存在だ」と長男の煕哉さんにいわれると共に、多くの晩年未発表の資料が残されていることがわかる。その後、何度も岡家に通い、その資料群のコピーを土佐に持ち帰る。

１９９２年、それまで勤めていた農協を意を決して辞め、「岡潔思想研究会」を設立する。

その後、岡潔の晩年の思想の全体像の解明に心血を注ぎ、人類の先覚者(せんかくしゃ)たる岡潔の思想を全国に訴え、敢えて手紙や葉書による発信を続け、今日に到る。

お知らせ：

■ 2023.08.20：岡潔講演録（３１）「岡潔先生と語る」（３）－西洋の真似はやめよ－を２５ページ追加しました。

■ 2023.06.07：岡潔講演録（３０）「岡潔先生と語る」（２）－西洋文明の限界－を２２ページ追加しました。

■ 2023.02.14：岡潔講演録（２９）「岡潔先生と語る」（１）－東洋と西洋の融合－を１７ページ追加しました。

■ 2022.12.21：２０年前にテープを書き起こした「岡潔先生講演録１９６９年」の出版が今だに実現しないため、ご希望の方にプレゼント致します。ご連絡は横山のケイタイ（メールは不可）かハガキでお願いします。

■ 2022.07.16：岡潔先生の晩年の代表作「情と日本人」が美しい冊子として出来あがりまして、今全国に広がっています。ご希望の方には何十冊でも無料でお送り致します。横山までハガキかケイタイ（メールは不可）でお申し込み下さい。

■ 2021.08.31：今、暴走する西洋文明を根本的に、且つ簡潔に批判した晩年未発表の対話編「岡潔先生と語る　 1971年」をご希望の方に贈呈致します。連絡は横山のケイタイ（メールは不可）かハガキにてお願いします。宛先は「研究会情報」参照。

■ 2021.05.31：手作りの「岡潔講演録　1969年」をお送りして、はや半年となりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。この度、朝日文庫より「岡潔対談集」が発売となりましたので、お知らせします。対談者は司馬遼太郎、井上靖、時実利彦（大脳生理学）、山本健吉（芭蕉研究）です。対談は読みやすく、また違った味がありますので、ご参考になるのではないかと存じます。

■ 2021.03.16：２０２１年３月６日(土）から４月３日（土）、「絵の詩人」大野長一絵画展横山コレクションをの四万十町立美術館にて開催しています。観覧料18歳以上：200円
場所：高知県高岡郡四万十町茂串町9-20（四万十町立図書館と併設）

■ 2023.02.14：岡潔録音（２）「心そのもの命そのもの」を追加しました。

■ 2020.11.21：岡潔録音（２）「心そのもの命そのもの」を追加しました。

■ 2020.09.28：岡潔録音（１）「秋が来ると紅葉」を追加しました。

■ 2020.09.13：絵の詩人「大野長一絵画展」のために、より多くの絵を探しています。サインは「Ohno」。連絡は横山（090-3789-1935)まで。

■ 2020.04.15：岡潔著「紫の火花」（１９６４年朝日新聞社から出版後絶版）が５６年ぶりに朝日文庫から復刻されました。

■ 2019.12.17：横山講演録（６）西洋の心の根底に潜む「意志」を１ページ追加しました。

■ 2019.05.13：研究会情報に2019年夏合宿(8月24日午前10時～)情報を追加しました。

■ 2018.11.15：横山講演録（５）「真情（まごころ）の発見　数学者岡潔」（JA経営実務増刊号2018 こころの協同）追加しました。

■ 2018.06.11：日下公人著「「情の力」で勝つ日本」が５月２９日付でPHP新書から出版されました。
日下先生は岡潔著「日本民族の危機」を愛読されているようで、これは岡の「情の世界」を本格的にテーマとする岡没後初めての書といえるものです。

■ 2018.06.11：東京にて、岡潔を語りあう会が発足しました。詳しくは研究会情報へ

■ 2018.05.27：横山講演録（４）対談「情の世界と物理学」小原實晃・横山賢二第２部４ページ追加しました。